小林悠の動き出しがハンパない!川崎フロンターレの得点シーンを解説!

2021年シーズンのJリーグも川崎フロンターレが圧倒的な強さを見せていますね。第2節の対ベガルタ仙台戦では主力を温存したメンバー編成でしたが、5−1の大勝でした。この試合では小林悠の点を取る前の動きや駆け引きが、非常に際立った試合でした。小林悠選手のどういった動きだし・駆け引きが素晴らしいかを解説していきます。

プロフィール

Embed from Getty Images


  • 身長:177cm
  • 体重:72kg
  • 年齢:33歳
  • ポジション:FW
  • 前所属チーム:拓殖大学
  • 現所属チーム:川崎フロンターレ

2010年入団から川崎一筋のストライカーです。プロ2年目になる2011年から出場時間を伸ばし、継続的に年間2桁ゴールを取っています。2017年にはキャプテンに就任。その年にリーグ得点王・MVP・ベストイレブンを受賞し、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました。現在は、レアンドロダミアンと1トップのスタメン争いを繰り広げています。

小林悠の魅力 動き出しについて

Embed from Getty Images


小林悠はシュートを打つ前の動き出しが非常にハイレベルです。
具体的に素晴らしい部分は2点あります。

  • 「点を取れる場所」を空けておくことができる
  • 相手との駆け引き

「点を取れる場所」を空けておくことができる

ストライカーにとってシュートを打つ前の動きだしは生命線です。いかに美味しい場所でボールを受け、良い体勢でシュートを打てるかで結果が変わってきます。

小林悠は動き出しを極めていますが、特に「点を取れる場所」をギリギリまで空けておくことができるという点が素晴らしいです。

サッカーでは「点を取れる場所」が様々な局面でありますが、多くのストライカーは早いタイミングでその場所に陣取ってしまいます。つまり最終的にスピードがない状態で「点を取れる場所」にポジションを取ってしまいます。すると、いかに良いボールが入ってきても自身の動きにスピードがないため、相手はマークに付きやすく、距離を詰められシュートが非常に難しくなります。

小林悠は「点を取れる場所」をギリギリまで空けておく(=1番良いタイミングまで待つ)ことができます。味方がルックアップした瞬間にトップスピードで「点を取れる場所」に動き出すので、相手DFがマークに付きづらくなり、良い体勢でシュートを打つことが可能になります。

例えばベガルタ仙台戦での前半24分のヘディングシュートは、「点を取れる場所」を空けておくことの重要性が良くわかるシーンです。

長谷川選手がボールを持ってルックダウンしている時に、ゆっくりとニアサイドに近づいていき、ルックアップした瞬間「点を取れる場所」であるファーポスト付近にトップスピードで動き出しています。
相手DFは全くマークに付けずフリーでシュートを打てています。

このシーンで大体のFWは、先にファーサイドに陣取って手を挙げてボールを呼び込みます。それでは得点は取れないのです。

相手との駆け引き

ベガルタ仙台戦での前半38分小林選手2得点目のシーンがわかりやすいシーンになります。
上手く橘田選手が前を向いてフリーになった瞬間、小林選手は相手の背後に走りました。小林選手をマークしていたアピアタウィア選手は、クロスを上げられる前に一瞬首を振って小林選手の位置を確認しています。その瞬間に小林選手は、一瞬マイナス方向でボールをもらうような動き出しをしています。その動きを見ていたアピアタウィア選手は、マイナス方向のパスを完璧に封じる守り方をしました。
しかし、小林選手の本当の狙いはキーパーとDFの間へのクロスを受けることであり、アピアタウィア選手がボールホルダーを見た瞬間に逆方向に動き出すことで見事にマークを外しました。

このような一連の駆け引きが、小林悠選手が得点を量産できる理由だと私は確信しています。

レアンドロダミアンとのポジション争い

Embed from Getty Images


川崎フロンターレにはパワフルで守備に運動量のあるレアンドロダミアン選手がいて、小林悠と熾烈なポジション争いを繰り広げています。
今のところ、守備面が評価されてレアンドロダミアンがスタメンになることが多いようですが、得点数で見たら両者遜色ない活躍をしており、見応えのあるポジション争いをしています。今後どちらが出場時間を伸ばしていけるかが非常に見ものなので、是非注目してみてください!

にほんブログ村 にほんブログ村へ