元プロサッカー選手が思う学生時代に指導して欲しかった知識3つとは?〜知るだけで飛躍的に成長できる〜



どうもフラノです。
今回は、プロサッカー選手をクビになり、サラリーマンを生きていく中で、
「学生時代にこの考え方を教えてもらっていれば、もっと高いレベルの選手になれていたかもな・・・」と感じたことについて綴っていきます。

今回綴ることは、大人になって社会に出ても活用できる考え方で、
理解する時期が早ければ早いほど良い事について、書いていきます。

フラノの学生時代について

前提ですが、私は小学校・中学校と町クラブ所属、高校は公立高校の部活動をしていました。

小学校・中学校は20代前半の若い監督でとても感情的な方でした。サッカーのスキルに関してはそこそこ教えてもらえましたが、その他社会に出て通用するような知識や知恵は教えてもらう事が出来ませんでした。

高校では40代の監督でしたが、こちらの方からは特に何も教えていただけませんでした。
試合に使っていただいて感謝はしておりますが、高校では私自身何一つ成長できなかったような気がしています。

これらの学生生活を通して、「あの時この知識を知っていれば・・・」と感じることが多々ありましたので、
記事を通して学生や保護者、指導者の方に届けたいと思います。

また今回の話は、中学生・高校生向けの話になっておりますので、ご認識ください。

指導して欲しかった知識①目標と行動プランを設定する力

社会人になって、「これさえ知っていれば・・・」と強く思うのが、「目標と行動プランを設定する力」です。
「どうなりたいか」を思い描く事が、何をするにも最も重要であると思います。
短期・長期的でも何でも良いですが、「いつまでにどうなりたいか」を設定することで、
「いつ何をしなければならないか」を決める事ができます。
社会人用語で簡単にいうと、「PDCAを回す」ということです。

私の学生時代は、特に目標もなく日々のトレーニングを漫然とやり続けていました。
そして監督も特に何も教えてくれなかったので、非常に勿体無い時間を過ごしていたと痛感しています。
偶々プロサッカー選手になれましたが、目標設定が出来ていなかったので、プロ時代でも勿体無い時間を過ごしていました。この能力が学生時代に身についていれば、もう少しプロ生活を過ごす事が出来ていたかもしれないと思う今日この頃です。

この能力こそが、「自分で考え、動く」という世間で抽象的に現場指導されている内容だと思います。
私はプロ時代も含めて、「考えて動け!」と感情論で目の前の事象でしか指導されなかったので、その本質が全く分かりませんでした。

指導者・お子様をお持ちの方は、「いつまでにどうなりたいのか」「いつまでに何をしないといけないのか」と質問して、長期的な目標を設定できるように子供を導いてあげてください。

この知識は、必ず子供たちの長期的な資産になるはずです。

指導して欲しかった知識②コンディショニングの重要性

私が学生の生活は、朝から夕方まで学校で勉強→グランドで19時くらいまで部活→22時くらいまで塾で勉強→1時就寝といったサイクルで活動していました。

つまり、サッカーで高いパフォーマンスが出せるような生活習慣が出来ていなかったという事になります。
プロサッカー選手になって学校に行く必要がなくなり、生活サイクルが健全になると同時に、スピードとキレが増したことを実感しました。
「俺って今まで死ぬほど身体が重かったんだ・・・」とここで気付かされました。

睡眠のゴールデンタイムは22時〜2時と言われています。この間に成長ホルモンが多く分泌されることで、脳内情報の整理や、身体の修復作業が活発に行われます。このゴールデンタイムに積極的に睡眠を取る事で、思考の整理・サッカーパフォーマンスの向上に繋がりやすいのです。

その他にもコンディショニングについて、過去に記事を書いておりますので、良かったら読んでみてください。
知っているだけで、行動が変わりパフォーマンスが向上するので、多くの学生に届いてほしいと思います。

指導して欲しかった知識③パフォーマンス向上のための筋力トレーニング

私は学生時代に筋力トレーニングをしたことがありませんでした。
なので、プロになってから筋トレを死ぬほどやったのですが、その中で気づいた事が、
「下半身の筋トレってめちゃくちゃ大事だな」と
ました。

特に「スクワット」と「デッドリフト」は、非常にパフォーマンス向上に繋がると感じました。
実際に効果を感じたのは以下の項目です。

  • シュート力の向上
  • 軸の安定によるボールコントロールの向上
  • 反転や切り返し動作のキレ向上
  • 瞬発力向上

私は今でも趣味でサッカーをしていますが、家で可変ダンベルを使って週1回スクワット・デッドリフトをしています。

この効果を学生のうちに知っておければ、もっと自分のパフォーマンスを上げられて、良い結果を残す事が出来ていたなと正直思います。
これを読んでいる学生の方は、是非下半身トレーニングをやってみてください。必ず効果を実感できます。

最後に

私が今、「学生時代に教えてくれる人がいれば、もっと結果が変わっていたかもしれない」と思ったことを記事にさせていただきました。
この情報が響く人、響かない人いるかと思いますが、できるだけ多くのサッカーをしている学生にこの情報が届いてくれると嬉しいです。

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