今回は、モナコに所属する「タキ」こと南野拓実の極上スキルを解説していきます。
若くしてオーストリアに渡り、長い間世界で活躍し続ける南野選手の特徴を3つに分けて解説しています。
これで今日もあなたはサッカー通です。
目次
南野拓実とは
Embed from Getty Images- 現所属チーム:モナコ(フランス)
- 年齢:28歳
- 経歴:セレッソ大阪→ザルツブルク(オーストリア)→リバプール(イングランド)→サウサンプトン(レンタル:イングランド)→リバプール(イングランド)→モナコ(フランス)
- 身長:174cm
- 体重:67kg
- 備考:Jリーグベストヤングプレーヤー賞 : 2013年
FAカップベストイレブン : 2021-22
2023年時点日本代表
南野拓実の3つの特徴
南野選手の特徴は大きく3つあります。
- シュート技術の高さ
- 献身的な前線守備
- 強靭なメンタリティー
この3つの特徴について詳しく解説をしていきます。
シュート技術の高さ
Embed from Getty Images南野選手の最大の特徴はシュート技術の高さです。特にボレーシュートや難しい体勢でのシュート技術がとても高く、サポーターへ驚きを与えるようなスーパーゴールを決めてきています。ザルツブルク時代のVSリバプール戦で決めたボレーシュートは、南野選手の象徴的なゴールとも言えます。またミドルシュートから近距離のシュートまであらゆる距離からゴールを狙えるため、シュートレンジが広い事も特徴の一つです。
私は少しだけ彼とプレーした経験がありますが、本当にシュート練習では彼との差をまざまざと見せつけられました。特にニアサイドにシュートを打つ体の向きで、腰を捻ってファーサイドに打つシュート技術は、彼から勉強させてもらいました。
興味がある方は是非こちらの記事を読んでみてください。
献身的な前線守備
Embed from Getty Images南野選手の2つ目の特徴は、豊富な運動量を活かした前線守備です。本当によく走る。
海外クラブチームや日本代表でもその守備能力を発揮し、ハイプレスから何度もチャンスを作っています。
現代サッカーにおいては、「如何に相手ゴールの近くでボールを奪うか」が重要視されています。
理由は、ゴール奪うためには最もショートカウンターが効率が良いからです。相手はボールを奪われた瞬間、攻撃体勢の陣形を取っているため守備陣系が整っていません。相手の陣形が整う前にゴールに近いエリアでボールを奪い、ゴールを狙うのが最も効率が良いと考えられています(勿論、攻撃側はハイプレスを躱された場合守備が脆いというリスクはあります)。南野選手の運動量と前線守備は、現代サッカーにとてもマッチしている特徴と言えるでしょう。
強靭なメンタリティー
Embed from Getty Images南野選手の3つ目の特徴は、非常にメンタルが強くタフである事です。日本代表の10番を背負っていた事もあり、日本中からの期待を一身に背負っていた経験や、リバプールで中々出番を得られずにレンタル移籍を繰り返していた辛い経験、モナコで結果を出せず批判をされ続けた経験など、非常に苦しい経験を何度もしています。
ですが彼は、決して下を向くことなく、ひたむきに一矢報いる姿勢を崩さずに復活し続けてきました。
セレッソ時代の試合中に、外国人味方選手にかなり強く文句を言われたときも、「うるさいんじゃボケ」と強気な姿勢を崩さなかった事もありましたが、南野拓実というパーソナリティーをよく表した場面だったように思います。
最後に
30代前に差し掛かり、最近はリーダーシップを発揮し出している南野選手。
最近はゴールから遠ざかっており苦しい時期が続いていますが、今後モナコ・日本代表での復活が非常に楽しみです。
また、Jリーグに帰ってくる事も今後は考えられるので、移籍動向にも注目です。やはりセレッソ大阪に帰ってくる事に期待してしまいますね。